契約書はフリーエンジニアの命綱

フリーランスエンジニアの最終目標は、人によって違います。お金を一定額貯めるために働いている人もいれば、人を感動させる作品を作ることを目標にしている人もいます。エンジニア業もいろいろなので、人によって目標も違ってきて当たり前です。お金を目標にする人はシステムエンジニアになることが多く、いい作品を作りたい人はゲームエンジニアやCGデザイナーになることが多いです。それぞれメリットもあればデメリットもあるので、どちらの生き方がいいかは一概には言えません。

どちらにしても、フリーランスとして働く以上は契約書が命綱になることは変わりありません。とくにクリエイティブ系のエンジニアには、契約書が最も大事なものとなります。相手によっては報酬の支払いに応じてくれないケースもあります。裁判時には契約書がなければ不利になることがありますから、仕事の契約をする際には必ず作成をして大切に保管をしておくべきものになります。システムエンジニアの場合は相手が大企業や公官庁であることも多いですから、最悪の場合にはこうした書類がなくても問題が起こらないこともあります。ただ、それでも一応は作成しておくのがいいでしょう。書類を作るときには弁護士の先生か税理士の先生に、不備がないか確認をしてもらうとなおいいです。書類を作成したはいいけれど、記載に不備があって効力が失われてしまうことも場合によってはあります。フリーランスエンジニアの数はますます増えていきますから、トラブル防止の努力は欠かせません。